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『サイドブレーキのレバーが見当たらない』『ホールド機能って、どう使えばいいの?』。スペーシア カスタムに乗り換えた直後は、ブレーキまわりで戸惑いますよね。
結論から言うと、現行のスペーシア カスタムは全グレードが電動パーキングブレーキとブレーキホールドを標準装備しています。レバーの代わりに小さなスイッチで操作する車なんです。
この記事を読めば、かけ方と外し方、ホールドの使い方、うまく動かない時に何を確かめればいいかが分かります。
スペーシアカスタムのサイドブレーキはどこにある?
まずは、自分の車のパーキングブレーキがどの方式かを押さえておきましょう。世代で方式が違うんです。
| 世代 | 型式 | 販売時期 | パーキングブレーキ |
|---|---|---|---|
| 初代 | MK32S/MK42S | 2013年6月〜2017年12月 | 足踏み式が中心 |
| 2代目 | MK53S | 2017年12月〜2023年11月 | 足踏み式が中心 |
| 3代目(現行) | MK94S/MK54S | 2023年11月〜 | 電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド(全車標準) |
先代までは、運転席の足元左にあるペダルを踏んでかける方式が中心でした。現行型ではこのペダルがなくなり、スイッチ操作に変わっています。
現行のスペーシア カスタム(GS・XS・XSターボ)は、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、全車速追従のACCがすべて標準装備です(スズキ公式)。グレードによる差はありません。
ここが標準スペーシアとの大きな違いです。標準スペーシアでは、これらはHYBRID Xのメーカーオプションでしか選べません。
『カスタムにしたのはこれが理由』という方もいるくらいですよね。装備の違いはスペーシアカスタムの安全装備|できること・できないことでも比べています。

電動パーキングブレーキのかけ方・外し方
電動パーキングブレーキのスイッチは、シフトレバーの近くにあります。「P」の文字が付いたスイッチが目印です。
- かける時:車を止めてブレーキペダルを踏み、スイッチを引き上げる
- メーターのパーキングブレーキの表示灯が点くのを確かめる
- 外す時:ブレーキペダルを踏んだまま、スイッチを押し下げる
- 表示灯が消えたのを確かめてから発進する
かけた時と外した時に、車の後ろから小さなモーター音がします。『壊れた?』と驚く方もいますが、これは作動している音なんです。
条件がそろっていれば、アクセルを踏むと自動で外れる仕組みもあります。シートベルトを締めていることやドアが閉まっていることなどが条件になるので、細かい条件は取扱説明書で確かめてみてください。
ブレーキペダルを踏まずにスイッチを押しても外れません。まずはペダルをしっかり踏んでいるかを確かめましょう。
例えばこんな場面で迷います
「坂道で止めた時、手でかけるより楽だね」<br>「そうそう。スイッチを引くだけだから、力もいらないよ」
レバー式や足踏み式では、しっかりかけたつもりでも甘いことがありました。電動式は決まった力でかかるので、かけ忘れや甘さを心配しにくいのがいいところです。
ブレーキホールド(ホールド機能)の使い方
ブレーキホールドは、信号待ちなどで止まった時にブレーキペダルから足を離しても止まったままでいてくれる機能です。長い渋滞で、足がかなり楽になりますよ。
- シートベルトを締めて、ドアを閉めておく
- ブレーキホールドのスイッチを押して作動の準備をする
- 普通にブレーキを踏んで止まる
- 止まったらペダルから足を離しても、そのまま止まっている
- 発進する時はアクセルを踏むと自動で解除される

スイッチを押すとメーターに表示が出て、止まってホールド中になると別の表示に変わります。表示の色やマークは取扱説明書の表示灯のページで確かめておきましょう。
『毎回スイッチを押すのが面倒』という声もよく聞きます。エンジンを切ると設定が戻る作りの車が多いので、自分の車ではどうなるか一度試してみてください。
| 場面 | ホールドが向いているか | ひとこと |
|---|---|---|
| 信号待ち | 向いている | 足を離して休める |
| 長い渋滞 | 向いている | 止まっては進むのを繰り返す時に楽 |
| 車庫入れ | 切っておく方が楽なことも | 少しずつ動かしたい時は解除が気になる |
| 狭い道でのすれ違い待ち | 向いている | 止まったまま待てる |
車庫入れのように、ゆっくり少しずつ動かしたい場面では、ホールドが邪魔に感じる方もいます。そういう時はスイッチを押して切っておけば大丈夫です。
サイドブレーキが自動でかかる・外れるのはどんな時?
『サイドブレーキが勝手にかかった』と驚いた経験はありませんか。実は電動パーキングブレーキには、条件がそろうと自動でかかる働きがあるんです。
例えば、ブレーキホールドで止まっている間に一定時間がたった時や、エンジンを切った時などに、自動でパーキングブレーキに切り替わることがあります。
- ブレーキホールド中にしばらく止まっていた
- ホールド中にシートベルトを外した、ドアを開けた
- ACCで止まってから一定時間がたった
- アクセルを踏んだ(シートベルト着用などの条件あり)で自動解除
どの条件で何が起きるかは、年式や設定で細かく違います。気になる動きがあった時は、取扱説明書の電動パーキングブレーキのページを開いてみてください。
ACCで前の車に続いて止まった時も、ホールドの考え方が関わってきます。現行型のACCは全車速追従で、停止保持まで対応しているんです(スズキ公式)。
高速道路の渋滞では、ACCで止まってそのまま待ち、前が動いたらスイッチ操作やアクセルで再発進する流れになります。止まっている時間が長くなると、パーキングブレーキに切り替わる場合がある点も覚えておきましょう。
『ACCとホールド、どっちが働いているの?』と分からなくなることもありますよね。そういう時はメーターの表示を見れば、今どの機能が車を止めているかが分かります。
うまく動かない時・警告灯が点いた時
ホールドのスイッチを押しても表示が出ない時は、まず条件を見直してみましょう。故障よりも、条件が足りていないことの方が多いんです。
| 症状 | 考えられること | まずやること |
|---|---|---|
| ホールドの表示が出ない | シートベルト未着用、ドアが開いている | 条件を満たしてからスイッチを押す |
| アクセルで外れない | シートベルト未着用など | ブレーキを踏んでスイッチで外す |
| 警告灯が点いた | システムの異常の可能性 | 安全な場所に止めて販売店に相談 |
| モーター音がいつもと違う | 部品の不具合の可能性 | 早めに点検を受ける |
アイドリングストップと組み合わさると、動きがややこしく感じることもあります。止まった時の動き方はアイドリングストップの解除方法と点滅の意味も合わせて見ておくと分かりやすいです。
パーキングブレーキ系の警告灯が点いたままの時は、無理に走り続けないようにしましょう。表示の意味は警告灯・警告音の意味と対処で確かめられます。
修理が必要になった時の費用の考え方は、スペーシアカスタムの故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。
洗車機・バッテリー上がり・冬の注意点
電動パーキングブレーキならではの注意点もあります。普段は気にしなくていいのですが、特定の場面では知っておくと安心です。
まずは洗車機です。車を押して動かすタイプの洗車機では、パーキングブレーキやホールドが働いたままだと困ることがあります。
- ブレーキホールドを切っておく
- 洗車機の案内に従い、シフトとパーキングブレーキを操作する
- 年式によっては専用の手順があるので取扱説明書で確かめる
ガソリンスタンドの洗車機は機種ごとに入り方の案内が違います。係の方に「電動パーキングブレーキの車です」と伝えておくと、手順を教えてもらえることもありますよ。
次に、バッテリー上がりです。電動式はモーターで動くので、バッテリーが上がるとスイッチで外せなくなることがあるんです。
『出先で外れなくなったらどうしよう』と不安になりますよね。そういう時は無理に動かさず、ロードサービスや販売店に相談しましょう。
日頃の備えはバッテリー上がりと交換の目安で見ておくと安心です。
冬の寒い地域では、濡れたまま長く止めておくとブレーキが固まることがあると言われます。雪国の方は、販売店や取扱説明書で冬場の使い方を確かめておいてください。
足踏み式から乗り換えた時に戸惑うこと
2代目以前のスペーシア カスタムから乗り換えると、最初の1週間ほどは手や足が迷いますよね。『つい左足でペダルを探してしまう』という話もよく聞きます。
足踏み式と電動式の違いを並べると、どこで戸惑いやすいかが見えてきます。
- 力を入れずにスイッチだけでかけられる
- アクセルを踏むと条件付きで自動で外れる
- ホールドで信号待ちの足が休まる
- ブレーキを踏まないと外せない
- 自動でかかる動きに驚くことがある
- バッテリーが上がると外せないことがある
特に多いのが、ブレーキを踏まずにスイッチを押して『外れない』と焦る場面です。外す時はブレーキを踏む、と一度体で覚えてしまえば大丈夫です。
家族で1台を共有している場合は、運転する人全員に操作を伝えておきましょう。例えばこんなやり取りになりがちです。
「サイドブレーキ外れないんだけど」<br>「ブレーキ踏みながらスイッチを押してみて」
ホールドの便利さに慣れると、足踏み式の車に乗った時にかけ忘れやすくなるという声もあります。ほかの車にも乗る方は、降りる前にパーキングブレーキを確かめる習慣を残しておくと安心ですね。
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
スペーシアカスタムのサイドブレーキはどこにありますか?
現行型(MK94S/MK54S)はレバーやペダルではなく、シフトの近くにある電動パーキングブレーキのスイッチで操作します。初代・2代目は足踏み式が中心です。
ブレーキホールドは全グレードに付いていますか?
現行のスペーシア カスタムはGS・XS・XSターボの全グレードに標準装備です。標準スペーシアではHYBRID Xのメーカーオプションです。
サイドブレーキは自動で解除されますか?
シートベルトを締めているなどの条件がそろっていれば、アクセルを踏むと自動で外れる仕組みがあります。条件は取扱説明書で確かめてください。
ホールド機能を毎回オンにするのが面倒です
エンジンを切ると設定が戻る作りの車が多く、乗るたびにスイッチを押す必要がある場合があります。習慣にしてしまうのが手軽です。
バッテリーが上がったらパーキングブレーキは外せますか?
電動式はバッテリーが上がるとスイッチで外せなくなることがあります。無理に動かさず、ロードサービスや販売店に相談しましょう。
まとめ
- 現行型はカスタム全車に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが標準
- かける時はスイッチを引き上げ、外す時はブレーキを踏んで押し下げる
- ホールドはシートベルトやドアなどの条件がそろって働く
- 洗車機やバッテリー上がりの時は電動式ならではの注意がある
- 先代の足踏み式から乗り換えるなら、最初に取扱説明書で操作を確かめておく
これから買い替えを考えている方は、スペーシアカスタムの値引き相場と限界額も参考にしてみてください。




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