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運転中にフロントガラスの先に速度が浮かんで見えるヘッドアップディスプレイ。『便利そうだけど、実際どう見えるの?』『表示を消したい時はどうするの?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、スペーシア カスタムのヘッドアップディスプレイはXS・XSターボだけの装備で、表示する項目や高さは自分で変えられます。この記事では、見え方と設定のしかた、GSとの違いを順番に見ていきます。
スペーシアカスタムのヘッドアップディスプレイはどのグレードに付く?
現行スペーシア カスタム(3代目・2023年11月発売)では、カラー表示のヘッドアップディスプレイがHYBRID XSとHYBRID XSターボに標準装備です。HYBRID GSには付きません。
まずはグレードごとの違いを並べてみます(スズキ公式・2026年5月現在)。
| グレード | ヘッドアップディスプレイ | 2WDの価格 |
|---|---|---|
| HYBRID GS | 非装着 | 1,801,800円 |
| HYBRID XS | 標準(カラー) | 1,995,400円 |
| HYBRID XSターボ | 標準(カラー) | 2,073,500円 |
GSとXSの差額は193,600円です。この差には、ヘッドアップディスプレイのほかに両側パワースライドドアやステアリングヒーター、後席のマルチユースフラップなども含まれています。
『ヘッドアップディスプレイのためだけにXSにするのはもったいないかな』と迷いますよね。ほかの装備も合わせて見ると判断しやすくなります。差の中身はGSとXSの違い|19万円差で何が付くかで詳しく見ています。
ACC(全車速追従機能付)や電動パーキングブレーキはカスタム全車に標準です。ただしヘッドアップディスプレイはGSに付かないので、「カスタムなら全部付いている」と思い込まないようにしておきましょう。
どんな情報がどう見える?
スペーシアのヘッドアップディスプレイは、フロントガラスに映し出す方式です。2代目(2017年12月発売)の時に、軽自動車で初めてこの方式を採用したことで話題になりました。
ダッシュボードの上に透明な板が立ち上がる「コンバイナー式」とは違い、板がありません。目線を大きく下げずに情報が見られるのがいいところなんです。
表示される主な情報はこんな内容です。
| 表示の種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 走行の情報 | 車速、シフト位置 |
| 運転支援 | ACCの作動状態、車線逸脱の警告など |
| 安全の警告 | 衝突被害軽減ブレーキの警告など |
| ナビの案内 | 対応ナビ装着時の交差点案内 |
| その他 | 標識認識の表示、給油の案内など |
表示できる項目はナビの有無や設定で変わります。細かい内容は取扱説明書で確かめてみてください。
ナビの矢印案内を出したい時は、対応するナビが必要です。
メーカーオプションの9インチ全方位モニター付メモリーナビゲーション(195,800円・2026年5月現在)を付けるかどうかも関わってきます。
ナビ選びはナビ・ディスプレイの選び方|純正と社外の違いにまとめました。

例えばこんな会話はよくあります。
「メーターを見なくても速度が分かるから、高速だと楽だね」<br>「ACCの状態も前に出るから、ついてるか確認しやすいよ」
場面ごとに役立つところは?
ヘッドアップディスプレイのありがたみは、場面によって感じ方が違います。よく聞く場面を並べてみました。
| 場面 | 役立つところ |
|---|---|
| 高速道路 | 速度とACCの状態が前を向いたまま分かる |
| 知らない道 | 対応ナビなら曲がる交差点の案内が目線の先に出る |
| 住宅街 | 標識の表示で制限速度を思い出しやすい |
| 夜の運転 | メーターまで目線を落とす回数が減る |
特に高速道路でACCを使う時は便利です。カスタムは全車にACCと車線維持の支援が付いているので、XS系ならその状態をフロントガラスの先で確かめられます。
『GSだとACCの状態は見られないの?』と気になりますよね。GSでもメーター内の表示で確かめられます。
目線の動きが少し大きくなる、という違いなんです。
ACCやほかの運転支援については安全装備|できること・できないことで詳しく見ています。
表示の高さ・明るさ・項目を変える方法
ヘッドアップディスプレイの設定は、メーター内のディスプレイで行います。ハンドル左側のスイッチ(十字キーとOKボタン)で操作するのが基本です。
- 車を安全な場所に止め、電源をONにする
- ハンドル左側のスイッチでメーター内の設定メニューを開く
- ヘッドアップディスプレイの項目を選ぶ
- 表示の高さ・明るさ・表示する項目を好みに合わせて変える
- 運転席に座ったまま、実際の見え方を確かめる
メニューの名前や並び順は年式で変わることがあります。見つからない時は取扱説明書の「ヘッドアップディスプレイ」の項を開いてみてください。
ここが大事なところです。高さは運転姿勢を決めてから合わせるのがコツなんです。
シートの高さを変えたあとにヘッドアップディスプレイを合わせ直さないと、表示が上下どちらかに寄って見にくくなります。家族で運転を交代する方は、乗るたびにひと手間かけておくといいですよ。
『表示がいつの間にか変わっている』という声もあります。家族が設定をいじったり、誰かが運転姿勢を変えたりした時に起きやすいので、まず設定メニューを確かめてみてください。
ヘッドアップディスプレイの閉じ方(表示の消し方)
「閉じ方」を探している方も多いですよね。フロントガラス投影式なので、閉じる板はありません。表示をオフにすれば消えるという考え方です。
- メーター内の設定メニューでヘッドアップディスプレイをオフにできるか確かめる
- 全部消さずに、表示する項目だけ減らす方法も試してみる
- 明るさを下げるだけで気にならなくなるか確かめる
- 家族が乗る前にオンに戻しておくか決めておく
『夜になるとまぶしい』という理由で消したい方は、まず明るさの調整から試してみるのがおすすめです。便利な表示を丸ごと失わずに済みます。
もう1つ知っておきたいのが、偏光サングラスとの相性です。フロントガラスに映す方式は、偏光レンズをかけると表示が見えにくくなることがあります。
運転用のサングラスを選ぶ時は、実際に車に乗ってヘッドアップディスプレイが見えるか確かめておくと安心です。
見えにくい・表示されない時はどうする?
たまに『表示が出ない』『二重に見える』と困ることもあります。慌てる前に、よくある原因から順に確かめてみてください。

| 症状 | よくある原因 | まず試すこと |
|---|---|---|
| 何も表示されない | 設定でオフになっている | 設定メニューでオンに戻す |
| 表示が上下にずれる | シート位置が変わった | 高さを合わせ直す |
| 暗くて見えない | 明るさの設定が低い | 明るさを上げる |
| まぶしい | 夜間に明るすぎる | 明るさを下げる |
| 見えにくい | 偏光サングラス・ガラスの汚れ | サングラスを外す、ガラスを拭く |
フロントガラスに社外のフィルムを貼ったり、ダッシュボードの上に物を置いたりすると、表示が見えにくくなることがあります。フロントガラスを交換する時も、ヘッドアップディスプレイ対応のガラスかを販売店で確かめてみてください。
設定を見直しても直らない時は、無理に触らずディーラーに相談するのが確実です。
ほかの警告表示の意味は警告灯・警告音の意味と対処、よく使う設定は取扱説明書の見方とよく使う設定でも見られます。
慣れるまでのコツ
初めてヘッドアップディスプレイを使うと、『表示が気になって前が見にくい』と感じる方もいます。これは最初のうちによくあることなんです。
慣れないうちは、表示する項目を速度だけに絞ってみてください。少しずつ項目を増やしていくと、目が自然に表示を拾えるようになります。
明るさも、昼と夜で見え方が変わります。夕方以降にまぶしく感じたら、その場で合わせ直すより、止まった時に設定を見直すのが安全です。
「最初は邪魔に感じたけど、今はメーターを見なくなったよ」<br>「速度だけ出しておくと、すっきりして見やすいね」
こんなふうに、自分に合う表示に落ち着くまで何日か試してみるのがおすすめです。
GSで後付けはできる?中古で選ぶ時の見分け方
『GSを買ったけど、あとから付けたい』と考える方もいますよね。
純正のヘッドアップディスプレイはメーターや車の配線と連動する装備です。GSに純正と同じものを後付けするのは現実的ではありません。
社外品のヘッドアップディスプレイもありますが、表示できる内容や見え方は純正と別物です。純正の見え方にこだわるなら、最初からXS系を選ぶ方が確実です。
- 車と連動した表示がそのまま使える
- ステアリングヒーターや両側パワースライドドアも付く
- 売る時も装備の多さを説明しやすい
- 純正と同じ表示にはならない
- 社外品は配線や置き場所の手間がかかる
- ダッシュボードの見た目が変わることがある
中古で選ぶ時は、グレード名をしっかり確かめてみてください。型式がMK94SならGSかXS、MK54SならXSターボです。
GSとXSは型式が同じなので、グレードは車検証や販売店の表記で見分けます。
ほかの快適装備と合わせて考えよう
XS・XSターボには、ヘッドアップディスプレイ以外にも後席の快適装備がそろっています。
後席の足を支えるマルチユースフラップ、パーソナルテーブル、スリムサーキュレーターもXS系だけの装備です。使い方はマルチユースフラップ・テーブル・サーキュレーターで詳しく見ています。
運転席まわりでは、ナビで動画を見たいという相談もよく聞きます。走行中の表示の決まりは走行中テレビ・YouTubeとテレビキャンセラーの注意点にまとめました。
内装全体の質感をグレード別に比べたい方は、スペーシアカスタムの内装を解説も合わせて見てみてください。
これから買う方は、装備を決めてから見積もりを取ると比べやすくなります。交渉の順番はスペーシアカスタムの値引き相場と交渉の順番で確かめられます。
- スズキ スペーシア カスタム 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
スペーシア カスタムのGSにヘッドアップディスプレイは付いていますか?
付いていません。現行型ではXSとXSターボだけに標準装備されています。
ヘッドアップディスプレイの閉じ方は?
フロントガラスに映す方式なので、閉じる板はありません。メーター内の設定メニューで表示をオフにすれば消えます。
表示の高さはどう変えますか?
ハンドル左側のスイッチでメーター内の設定メニューを開き、ヘッドアップディスプレイの項目から調整します。シート位置を決めてから合わせると見やすくなります。
ナビの矢印も表示されますか?
対応するナビを付けていれば、交差点の案内などが表示されます。付けるナビで変わるので、購入前に販売店で確かめてみてください。
サングラスをかけると見えないのはなぜ?
偏光レンズはフロントガラスに映った表示を見えにくくすることがあります。運転用には、実際に車内で見え方を確かめたものを選ぶと安心です。
まとめ
- ヘッドアップディスプレイはXS・XSターボに標準、GSには付かない
- フロントガラスに映す方式で、閉じる板はなく「表示オフ」で消す
- 高さ・明るさ・表示項目はメーター内の設定メニューで変えられる
- 見えにくい時は設定、シート位置、偏光サングラスの順に確かめる
- GSへの純正品の後付けは現実的ではないので、欲しいならXS系を選ぶ




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