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カタログの内装写真を見て『どのグレードも同じに見えるけど、実際は何が違うの?』と迷っていませんか。ディーラーの展示車は上級グレードのことが多く、見比べにくいですよね。
結論から言うと、スペーシア カスタムの内装は雰囲気はどのグレードもほぼ同じで、差が出るのは「後席の快適装備」と「運転席まわりの便利装備」です。この記事では、グレードごとに付く装備と価格差を表で並べて、どれを選べば後悔しにくいかを見ていきます。
スペーシア カスタムの内装はどんな雰囲気?
現行スペーシア カスタム(3代目・2023年11月発売)の内装は、黒を基調にした落ち着いた仕立てです。標準スペーシアより大人っぽく、外観のメッキグリルと合わせた「上級版」の位置づけになっています。
スペーシア カスタムは、標準のスペーシアに大型のメッキグリルを付けた上級モデルです。内装もそれに合わせて、明るい色より黒系でまとめた雰囲気になっています。
『軽自動車だし、チープに見えないかな』と心配する方も多いはずです。実際に座ってみると、インパネが横に広く、視界の開けた運転席なんです。
例えばこんな会話がよく聞かれます。
「軽って、もっと狭いと思ってた」<br>「天井が高いから、座ると普通車みたいに感じるよね」
スーパーハイトワゴンの強みは、この頭上の余裕です。雰囲気の好みは写真でも分かりますが、広さの感覚は一度座ってみるのが早いですよ。

インパネまわりはどうなっている?運転席から見えるもの
運転席に座ると、まず目に入るのがインパネです。スペーシア カスタムはナビを置く中央部分が高めの位置にあり、目線の移動が少ない作りになっています。
ここで大事なのは、9インチのナビは標準装備ではないことです。全方位モニター付メモリーナビゲーションはメーカーオプションで、価格は195,800円です(2026年5月現在のメーカー希望小売価格・消費税込)。
展示車や広告写真にはナビが付いていることが多いですよね。『この画面も値段に入ってると思ってた』とならないよう、見積もりの段階で確かめておきましょう。
| 運転席まわりの装備 | GS | XS | XSターボ |
|---|---|---|---|
| ACC(全車速追従・停止保持) | 標準 | 標準 | 標準 |
| 電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド | 標準 | 標準 | 標準 |
| ヘッドアップディスプレイ(カラー) | なし | 標準 | 標準 |
| ステアリングヒーター | なし | 標準 | 標準 |
| パドルシフト・パワーモード(PWR) | なし | なし | 標準 |
| 9インチ全方位モニター付ナビ | オプション | オプション | オプション |
(出典:スズキ公式 価格・グレード/現行3代目)
実は、カスタムはACCと電動パーキングブレーキが全車に付いています。標準スペーシアではHYBRID Xのオプション扱いなので、ここはカスタムを選ぶ理由のひとつになります。
ヘッドアップディスプレイの見え方や表示内容は、スペーシアカスタムのヘッドアップディスプレイの見え方と設定で詳しく書いています。GSを検討中なら、これが付かない点は先に知っておきたいところです。
GSとXSで内装はどれだけ違う?装備を並べて比べる
グレードの差は、座ってすぐ分かる部分より「使って分かる部分」に出ます。特に後席まわりは、GSとXSでかなり違います。
| 後席・乗り降りの装備 | GS | XS | XSターボ |
|---|---|---|---|
| パワースライドドア | 左側のみ | 両側 | 両側 |
| マルチユースフラップ | なし | 標準 | 標準 |
| パーソナルテーブル | なし | 標準 | 標準 |
| スリムサーキュレーター | なし | 標準 | 標準 |
| 後席USB | なし | 標準 | 標準 |
| タイヤ・ホイール | 155/65R14(14インチ) | 165/55R15(15インチ) | 165/55R15(15インチ) |
(出典:スズキ公式 価格・グレード/現行3代目)
マルチユースフラップは、後席の座面の先に付いた板のような装備です。足を乗せるオットマンにしたり、荷物の落下を防ぐストッパーにしたりできます。
スリムサーキュレーターは、天井に付いた送風機です。前席のエアコンの風を後ろまで回してくれるので、夏の後席が暑いという悩みに効いてきます。
『後ろにはあまり人を乗せないから関係ない』という方もいますよね。ただ、子どもの送り迎えが多い家庭では、両側パワースライドドアと後席USBの差がじわじわ効いてきます。
使い方の詳細はスペーシアカスタムのマルチユースフラップ・テーブル・サーキュレーターにまとめています。
19万3,600円の差は内装だけで見て高い?
GSとXSの価格差は、2WD同士で193,600円です。GSが1,801,800円、XSが1,995,400円になります(2026年5月現在のメーカー希望小売価格・消費税込)。
| グレード(2WD) | 価格 | GSとの差 |
|---|---|---|
| HYBRID GS | 1,801,800円 | 基準 |
| HYBRID XS | 1,995,400円 | +193,600円 |
| HYBRID XSターボ | 2,073,500円 | +271,700円 |
4WDはそれぞれ約12万円高くなります。GS 4WDは1,925,000円、XS 4WDは2,115,300円です。
この差額には、内装の装備だけでなく15インチアルミホイールや右側のパワースライドドアも含まれます。後付けできない装備が多いので、ここが判断の分かれ目なんです。
- 後席に子どもや家族をよく乗せる
- 右側からも乗り降りする場面がある
- 冬にステアリングヒーターがほしい
- 運転中に視線を下げたくない
- 後席はほとんど使わない
- 乗り降りは左側だけで済む
- 購入価格をできるだけ抑えたい
- 小回りを重視したい(最小回転半径4.4m)
GSは14インチタイヤなので、最小回転半径が4.4mとXS系の4.6mより小さくなります。狭い駐車場が多い方には、これもGSの隠れた長所です。
グレード全体の差はスペーシアカスタムのGSとXSの違いで、価格以外の面も含めて比べています。
室内の広さを数字で見る
内装の満足度は、広さでかなり決まります。スペーシア カスタムの室内寸法を公式諸元で見てみましょう。
| 項目 | 数値(現行3代目・公式諸元) |
|---|---|
| 室内長 | 2,170mm |
| 室内幅 | 1,345mm |
| 室内高 | 1,415mm |
| 全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,785mm |
| 乗車定員 | 4名 |
室内高1,415mmは、小学校低学年くらいの子どもなら車内で立って着替えられる高さです。雨の日にチャイルドシートへ乗せる時も、かがむ姿勢が少なくて済みます。
一方で室内幅1,345mmは、軽自動車の規格の中の数字です。前席に大人2人が座ると、肘まわりは普通車ほどの余裕はありません。
『高さはあるけど、横はどうなの?』と気になる方は、後席に大人2人で座ってみるのがおすすめです。後席の足元や座り心地はスペーシアカスタムの後部座席の広さと座り心地で詳しく見ています。

内装のアレンジやカスタムで気をつけたいこと
内装をもっと自分好みにしたい方も多いですよね。シートカバー、フロアマット、LEDの室内灯、インパネのパネル交換などが定番です。
ただ、手を入れる前に知っておきたい点があります。スペーシア カスタムはSRSエアバッグが6個、全車に付いています。
- 前席のシートカバーでサイドエアバッグの開く部分をふさいでしまう
- ダッシュボードの上に物を置き、ヘッドアップディスプレイの表示が見えにくくなる
- 天井に吊るすタイプの小物がサーキュレーターの風を止めてしまう
- 配線を通す時に内張りのツメを割ってしまう
『少しずつ自分好みにしたい』という方は、元に戻せるカスタムから始めてみてください。売る時に純正の状態へ戻せると、査定で説明しやすくなります。
シートカバーは「サイドエアバッグ対応」と書かれたものを選ぶのが基本です。シートの使い方やカバー選びはスペーシアカスタムのシートアレンジとチャイルドシートにまとめています。
小物入れを足したい場合は、純正の収納をどう使うかを先に見てみてください。スペーシアカスタムの収納・コンソール・スマホホルダーで、置き場所ごとの向き不向きを書いています。
走行中にナビでテレビを見られるようにする「テレビキャンセラー」も、内装カスタムの話題によく出ます。こちらは安全装備との関係があるので、テレビキャンセラーの注意点を読んでから考えるのが安心です。
内装の画像を見る時にチェックしたいこと
中古車サイトや個人ブログで内装画像を見る時、実は年式の違う車が混ざっていることがよくあります。2代目(MK53S・2017年12月発売)の写真を、現行と思って見てしまうケースです。
- 型式が現行のMK94S・MK54Sか、2代目のMK53Sかを確かめる
- グレード名がGS・XS・XSターボのどれかを確かめる
- 写っているナビが純正オプションか社外品かを見る
- 天井にサーキュレーターがあるか(XS系の目印)を見る
- 後席の座面先端にフラップがあるか(XS系の目印)を見る
特にサーキュレーターとマルチユースフラップは、GSには付かない装備です。画像にこれが写っていれば、XSかXSターボだと判断しやすくなります。
型式の見分け方や世代ごとの違いは、現行スペーシアカスタム(MK94S/MK54S)の特徴と評価で解説しています。
内装の好みが固まったら、あとは総額の話です。値引きの考え方はスペーシアカスタムの値引き相場と限界額で、交渉の順番と合わせて確かめてみてください。
- スズキ スペーシア カスタム 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
内装をカスタムすると売る時に不利になりますか?
元に戻せるカスタムなら、純正の状態に戻してから売ることができます。穴あけや配線の加工が必要なものは、戻せるかどうかを考えてから手を入れましょう。
スペーシア カスタムのGSとXSで、内装の色は違いますか?
どちらも黒を基調にした内装です。違いが大きいのは色よりも装備で、ヘッドアップディスプレイやマルチユースフラップ、サーキュレーターなどはXS系にだけ付きます。
9インチナビは標準で付いていますか?
付いていません。全方位モニター付メモリーナビゲーションはメーカーオプションで、195,800円です(2026年5月現在・消費税込)。見積もりに入っているかを確かめておきましょう。
GSを買って、あとからXSの装備を付けられますか?
ヘッドアップディスプレイ、右側のパワースライドドア、マルチユースフラップ、天井のサーキュレーターは、後付けが難しい装備です。これらが必要なら、最初からXSを選ぶ方が無理がありません。
内装の画像で2代目と現行を見分ける方法はありますか?
いちばん確実なのは型式の確認です。現行はMK94S(GS・XS)とMK54S(XSターボ)、2代目はMK53Sです。車検証か販売ページの型式欄で確かめてみてください。
室内の高さはどれくらいですか?
公式諸元で室内高は1,415mmです。室内長は2,170mm、室内幅は1,345mmになります。
まとめ
- 現行スペーシア カスタムの内装は黒基調で、雰囲気はグレード間でほぼ同じ
- ACC・電動パーキングブレーキ・ブレーキホールドはカスタム全車に標準
- ヘッドアップディスプレイ、両側パワースライドドア、マルチユースフラップ、サーキュレーター、後席USBはXS系のみ
- GSとXSの差は2WDで193,600円(2026年5月現在・消費税込)
- 9インチナビは全グレードでメーカーオプション(195,800円)
- 室内寸法は長2,170×幅1,345×高1,415mm




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