スペーシアカスタムのGSとXSの違い|19万円差で何が付く?

スライドドアを開けた軽スーパーハイトワゴン2台の比較イメージ

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スペーシア カスタムのカタログを見ていると、GSとXSの違いがいまひとつ分かりにくいですよね。見た目はほとんど同じなのに、2WDで19万円ほど違います。

結論から言うと、エンジンと燃費は同じで、差は「両側パワースライドドア」「ヘッドアップディスプレイ」「後席の快適装備」「15インチタイヤ」に集まっています。子どもの乗り降りが多い方はXS、運転する人が中心でコストを抑えたい方はGSが合います。

この記事を読めば、19万円で何が増えるのかを1つずつ見て、自分に要るかどうかを決められます。

目次

GSとXSの価格差はいくら?

まずは値段の差からです。現行型(3代目・2023年11月発売)の新車価格を並べます。

グレード2WD4WD
HYBRID GS1,801,800円1,925,000円
HYBRID XS1,995,400円2,115,300円
差額193,600円190,300円

スズキ公式の価格表(2026年5月現在・消費税込)によるものです。2WDどうしで193,600円、4WDどうしで190,300円の差になります。

どちらもGS・XSは型式5AA-MK94Sで、エンジンは同じR06D型の自然吸気(NA)です。WLTC燃費も2WDで23.9km/L、4WDで22.4km/Lと同じなんです。

先に結論

走りと燃費はGSもXSも変わりません。19万円は、ほぼ「装備の差」に払うお金です。

全グレードの価格は新車価格一覧にまとめています。

両方に付いている標準装備

『GSは安いぶん、安全装備が削られているのでは?』と心配する方も多いはずです。実は、ここはGSでもXSでも同じなんです。

GS・XS共通の主な標準装備
  • 衝突被害軽減ブレーキ(デュアルセンサーブレーキサポートII)
  • ACC(全車速追従・停止保持)と車線維持支援
  • 電動パーキングブレーキとブレーキホールド
  • 車線逸脱抑制・ふらつき警報・標識認識・ハイビームアシスト
  • 前後のパーキングセンサーとSRSエアバッグ6個
  • フルLEDヘッドランプ、シーケンシャルターンランプ、LEDフォグ

特にACCと電動パーキングブレーキは、標準スペーシアでは上級のHYBRID Xにオプションでしか付きません。カスタムならGSでも標準というのは、見落とされがちな強みですね。

安全装備でできることの細かい中身は安全装備の解説で見られます。

XSだけに付く装備の一覧

ここからが本題です。XSとXSターボにだけ付いて、GSには付かない装備を並べます。

装備GSXS・XSターボ
パワースライドドア左側のみ両側
ヘッドアップディスプレイ(カラー)なしあり
ステアリングヒーターなしあり
マルチユースフラップ(後席)なしあり
パーソナルテーブル(後席)なしあり
スリムサーキュレーターなしあり
後席USBなしあり
ブラック2トーンルーフ(オプション)選べない選べる
タイヤ・ホイール155/65R14・14インチアルミ165/55R15・15インチアルミ

出典はスズキ公式の装備表と諸元表です。こうして並べると、XSの装備は「後ろに座る人」と「運転中の快適さ」に集中しているのが分かりますよね。

スペーシアカスタムのGSとXSの装備差を並べた図解

両側パワースライドドアの差がいちばん大きい

GSは左側だけが電動で、右側は手で開け閉めします。XSは左右とも電動です。

『右側なんてあまり使わないかも』と思うかもしれません。ただ、道路の右側に止めた時や、チャイルドシートを右の後席に付ける時は、右側からの乗り降りが増えるんです。

例えばこんな場面です。

「雨の日に子どもを抱っこしたまま、右のドアを開けたいんだよね」
「XSならボタンかキーで開けられるよ」

片手がふさがる場面が多い方には、この差が効いてきます。スライドドアの使い勝手はスライドドアの使い勝手と不具合で詳しく書いています。

ヘッドアップディスプレイとステアリングヒーター

XSには、フロントガラスに速度などを映すカラーのヘッドアップディスプレイが付きます。視線を大きく下げずに情報が見られるので、慣れると便利ですよ。

寒い地域の方は、ステアリングヒーターもうれしい装備です。冬の朝、冷たいハンドルを握らずに済みます。見え方の詳しい話はヘッドアップディスプレイの見え方と設定にあります。

後席の快適装備(マルチユースフラップなど)

マルチユースフラップは、後席の座面の前を持ち上げて、足を乗せるオットマンや、足を支えるレッグサポートにできる装備です。パーソナルテーブル、スリムサーキュレーター、後席USBもXS系だけになります。

後ろに大人を乗せることが多い方や、子どもがタブレットを使う方には便利です。使い方はマルチユースフラップ・テーブル・サーキュレーターで紹介しています。

タイヤの差で小回りと乗り味も変わる

見落としやすいのがタイヤの差です。GSは14インチ、XSは15インチのアルミホイールになります。

項目GSXS
タイヤサイズ155/65R14 75S165/55R15 75V
最小回転半径4.4m4.6m
車両重量(2WD)890kg910kg

数字はスズキ公式の諸元表によるものです。小回りはGSのほうが0.2m利きます。狭い駐車場や路地をよく使う方には、GSのほうが扱いやすく感じることもあるんです。

補足

15インチは見た目が引き締まる一方で、タイヤ交換の費用は14インチより高くなりやすいです。スタッドレスを買う時も、この差は毎回ついてきます。費用の目安はタイヤサイズと交換費用で確かめてみてください。

19万円の価値はある?選び方の目安

ここまでを踏まえて、どちらが合うかを分けてみましょう。『結局どっちがいいの?』に答える部分です。

XSが向いている人
  • 子どもの送り迎えで後席を毎日使う
  • 右側からも乗り降りすることが多い
  • 寒い地域でハンドルの冷たさがつらい
  • 2トーンルーフを選びたい
GSで十分な人
  • 運転する本人が中心で、後席はたまに使う程度
  • 狭い道や駐車場が多く、小回りを重視したい
  • タイヤ交換などの維持費を抑えたい
  • 予算を19万円ほど下げたい

売る時の差も少し考えておく

中古車では、XSのほうが装備が多いぶん値段が高めに付きやすいと言われます。つまり、買う時の19万円の差が、売る時にも一部は戻ってくるということです。

ただ、どれくらい戻るかは年式と走行距離、色で変わるので、ここでは断定しません。リセールの見方はリセールバリューにまとめています。

よくある失敗

「GSで安く買って、あとからパワスラやHUDを付ければいい」と考えることです。これらは工場で組み込む装備なので、後付けは現実的ではありません。欲しいなら最初からXSを選びましょう。

XSとXSターボの違いも一緒に見ておく

XSを選ぶなら、あと78,100円(2WD・2026年5月現在)でXSターボにできます。装備は同じで、違うのはエンジンまわりです。

項目XSXSターボ
型式5AA-MK94S4AA-MK54S
エンジンR06D型 NA 49PSR06A型 ターボ 64PS
最大トルク58N・m98N・m
WLTC燃費(2WD)23.9km/L21.9km/L
パドルシフト・PWRボタンなしあり

高速道路や坂道をよく走る方は、ターボも候補に入れてみてください。詳しい比較はターボは必要かにあります。

雪の多い地域の方は、駆動方式も同時に決めておきましょう。4WDは必要かで、2WDとの価格差と燃費の差を出しています。

装備の差を1年あたりで考えてみる

19万円と聞くと大きく感じますよね。ただ、7年乗るとすると1年あたり約2万7千円、1か月あたり2千円ちょっとになります。

毎日の送り迎えで両側パワスラを使う方なら、この金額で手間が減ると考えることもできます。反対に、後席をほとんど使わない方には、使わない装備にお金を払うことになります。

『自分はどっちに近いかな』と、1週間の車の使い方を思い出してみてください。答えが見えてきますよ。

色と2トーンルーフで選ぶならXS

外装の色にこだわりたい方も、XSを選ぶ理由があります。ブラック2トーンルーフは、XSとXSターボだけのメーカーオプションなんです。

価格は60,500円で、ピュアホワイトパールとスチールシルバーメタリックの2トーンは88,000円になります(2026年5月現在・消費税込)。GSはモノトーン7色から選ぶ形です。

2トーンの見え方はブラック2トーンルーフは実際どう見えるかで紹介しています。

GSかXSかを決める順番

最後に、迷った時の決め方を手順にしておきます。

GSとXSの決め方
  1. 後席に誰がどれくらい乗るかを書き出す
  2. 右側のスライドドアを使う場面があるかを思い出す
  3. よく使う駐車場や道の狭さを考える(小回りはGSが4.4m、XSが4.6m)
  4. 寒い地域ならステアリングヒーターの要不要を決める
  5. 両方の見積もりを取って、支払総額の差を確かめる
GSとXSのどちらが向いているかを使い方で分けた図解

値引きはグレードによって変わることもあります。両方のグレードで見積もりを取ると、実際の差がはっきりしますよ。値引きの目安は値引き相場と限界額で確かめておきましょう。

スペーシアカスタム買いたいドットコム

スペーシアカスタムの値段、先に相場を見ておく

スペーシアカスタムのGSとXS、両方の見積もりを取って比べてみる

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古でXSを探す場合は、先代(2代目・MK53S)のXSと装備が違う点に気をつけてください。現行型のGS・XSは型式5AA-MK94Sなので、車検証で見分けられます。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

スペーシアカスタムのGSとXSの一番大きな違いは何ですか?

両側パワースライドドアです。XSは左右とも電動、GSは左側だけ電動です。ほかにヘッドアップディスプレイ、ステアリングヒーター、後席のマルチユースフラップなどもXS系だけの装備です。

GSとXSで燃費は違いますか?

同じです。どちらもR06D型のNAエンジンで、WLTC燃費は2WDが23.9km/L、4WDが22.4km/Lです(スズキ公式諸元)。

GSにもACCは付いていますか?

付いています。ACC(全車速追従・停止保持)と電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドは、スペーシア カスタムの全グレードで標準です。

XSの内装はGSと何が違いますか?

後席のマルチユースフラップ、パーソナルテーブル、スリムサーキュレーター、後席USBがXSだけに付きます。シートの素材や細かな加飾は、公式カタログで確かめてみてください。

GSの右側スライドドアを後から電動にできますか?

工場で組み込む装備のため、後付けは現実的ではありません。両側パワスラが欲しい場合は、最初からXSかXSターボを選びましょう。

まとめ

この記事の要点
  • GSとXSの価格差は2WDで193,600円、4WDで190,300円(2026年5月現在)
  • エンジン・燃費・安全装備・ACCは同じ
  • XSだけの装備は両側パワスラ、HUD、ステアリングヒーター、後席のフラップ・テーブル・サーキュレーター・USB
  • タイヤはGSが14インチ、XSが15インチ。小回りはGSの4.4mが有利
  • 後席を毎日使うならXS、運転中心で小回りと維持費を重視するならGS
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スペーシアカスタム買いたいドットコム 編集部

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