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中古車サイトで「スペーシア カスタムZ」という名前を見て、『カスタムと何が違うの?』と思った方も多いはずです。現行型のグレード表を見ても、Zは見当たりませんよね。
結論から言うと、カスタムZは初代スペーシアをベースにした派生モデルです。2016年12月から約1年だけ売られ、2代目の登場で通常のカスタムにまとめられました。
この記事を読めば、カスタムZの中身と、中古で選ぶ時に見ておきたいところが分かります。
スペーシアカスタムZとは?いつ売られていた?
スペーシア カスタムZは、2016年12月26日に発売されたモデルです(スズキ公式リリース)。当時の初代スペーシアがベースになっています。
一番の特徴は、顔つきです。大型のメッキグリルと専用のバンパーに、ボンネットの位置を高くした専用のフロントマスクを組み合わせていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売 | 2016年12月26日 |
| ベース | 初代スペーシア |
| グレード | カスタムZ/カスタムZ ターボ |
| 見た目の特徴 | 大型メッキグリル・専用バンパー・ボンネット位置を高くした専用フロントマスク |
| 販売終了 | 2017年12月(2代目の登場でカスタムに統合) |
販売期間は約1年です。初代の通常のカスタムが約4年半売られたのと比べると、かなり短いんです。
- カスタムZは初代スペーシアの派生モデル(2016年12月〜2017年12月)
- グレードはカスタムZとカスタムZ ターボの2つ
- 一番の違いは、ボンネットを高くした専用の顔つき
- 現行型(3代目)にZグレードは無い
型式は、初代後半と同じMK42Sと表記されることが多いです。ただ、カスタムZの型式は公式リリースの本文には書かれていないので、最後は車検証で確かめてみてください。
歴代の流れはスペーシアカスタムの歴代モデル一覧で並べています。
普通のカスタムとは何が違う?
『カスタムZって、カスタムの上級グレードなの?』と思いますよね。
実は、上下の関係というより「顔違いの兄弟」に近い位置づけです。同じ初代スペーシアをベースに、フロントまわりを大きく作り変えています。
| 比べるところ | 初代カスタム(MK32S/MK42S) | カスタムZ |
|---|---|---|
| 発売 | 2013年6月12日 | 2016年12月26日 |
| ベース | 初代スペーシア | 初代スペーシア |
| フロントの顔 | メッキグリルのカスタム顔 | 大型メッキグリル+専用バンパー |
| ボンネットの位置 | 初代スペーシアと同じ | 高くした専用フロントマスク |
| ターボのグレード名 | TS | カスタムZ ターボ |
| 販売期間 | 約4年半 | 約1年 |
ボンネットを高くしたことで、正面から見た時の押し出しが強くなっています。後の2代目カスタムの顔つきにつながる方向性が、先に表れていたモデルとも言えます。
一方で、室内の広さやスライドドアの使い勝手は、同じ初代がベースなので大きくは変わりません。

『見た目以外はほぼ同じなら、どっちを選べばいい?』というのが次の疑問ですよね。
顔つきが好みなら、カスタムZを選ぶ理由は十分あります。ただし販売期間が短いぶん、中古の数は通常のカスタムより少なめです。
現行型にカスタムZが無いのはなぜ?
2017年12月に2代目スペーシアが出た時、カスタムZは通常のカスタムにまとめられました。2代目のカスタムが、大きなグリルの押し出しの強い顔になったからです。
いまの3代目(2023年11月発売)も、グレードはHYBRID GS・HYBRID XS・HYBRID XSターボの3つです。Zという名前は、どの世代にも引き継がれていません。
| 世代 | 型式 | 発売 | カスタムのグレード |
|---|---|---|---|
| 初代 | MK32S/MK42S | 2013年6月12日 | GS・XS・TS |
| 初代の派生 | (初代ベース) | 2016年12月26日 | カスタムZ・カスタムZ ターボ |
| 2代目 | MK53S | 2017年12月14日 | HYBRID GS・HYBRID XS・HYBRID XSターボ |
| 3代目(現行) | MK94S/MK54S | 2023年11月22日 | HYBRID GS・HYBRID XS・HYBRID XSターボ |
『カスタムZの新型が出るかも』という話を見かけることがあるかもしれません。2026年9月時点で、スズキからそうした発表はありません。
「2026年にマイナーチェンジ」という話もメディアの予想にとどまっていて、中身は未発表です。Zの名前が復活するかどうかも分かっていないので、待つより今ある選択肢で考えるほうが現実的ですね。
押し出しの強い顔つきが好みなら、現行のスペーシア カスタムも候補になります。現行は全車にACCと電動パーキングブレーキが付き、価格はHYBRID GSの2WDで1,801,800円からです(2026年5月現在・消費税込)。
現行型の特徴は現行スペーシアカスタム(MK94S/MK54S)の特徴と評価で見られます。2代目の中古と比べたい方は2代目スペーシアカスタム(MK53S)は今買いかをどうぞ。
カスタムZは今、何年目?税金はどうなる?
カスタムZは2016年12月から2017年12月の車です。2026年9月時点で、登録から約8年9か月から9年9か月たっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録からの年数(2026年9月時点) | 約8年9か月〜9年9か月 |
| 13年を迎える時期 | 2029年12月〜2030年12月ごろ |
| 軽自動車税(種別割) | 年10,800円(自家用軽乗用) |
| 自動車重量税(車検2年分) | 6,600円(13年経過で8,200円、18年経過で8,800円) |
13年を迎えるまでは、あと3年ほどあります。いま買って数年乗るぶんには、重量税が上がる前に乗り換えを考えられる計算です。
ただ、10年近くたっている車なので、税より部品の交換が先に来ます。ここが大事なところです!
バッテリーやタイヤ、エアコン、スライドドアまわりは、年数で弱ってくる部品です。整備記録簿で、最後に替えた時期を見ておきましょう。
税の仕組みはスペーシアカスタムの軽自動車税と重量税で詳しく書いています。
中古でカスタムZを選ぶ時は、どこを見る?
カスタムZは数が少ないので、見つけた1台に飛びつきたくなりますよね。でも、まずは本当にカスタムZかどうかを確かめるところから始めましょう。
型式が通常の初代カスタムと同じ表記になることがあるので、車検証だけではカスタムZかどうかを見分けにくいです。フロントまわりだけZ風に替えた個体もありえます。車台番号で販売店に照会してもらうか、当時の装備表と照らし合わせておきましょう。
見分け方と、状態を見るポイントを分けておきますね。
- 車検証の初度登録年月が2016年12月以降、2018年初めごろまでかを見る
- ボンネットの高さと、専用バンパー・大型メッキグリルの形を写真で見比べる
- 販売店に、車台番号でグレードを確かめてもらう
- 取扱説明書や保証書の車名・グレード表記も見ておく
- 整備記録簿があり、点検の記録が続いているか
- フロントのメッキグリルに、くもりや傷が無いか
- スライドドアが引っかからずに開閉するか
- アイドリングストップが働くか(バッテリーの状態の目安)
- 車台番号でリコールの対象と実施状況
販売店では、こんな聞き方をすると話が早いです。
「この車、本当にカスタムZですか?車台番号で確かめてもらえますか?」
「リコールの対象なら、実施した記録も見せてもらえますか?」
メッキの大きなグリルは、傷やくもりが目立ちやすい部分です。交換となると部品代がかかるので、正面から近づいて見ておくと安心です。

ターボとNA、どちらを選ぶ?
カスタムZには、NAのカスタムZと、ターボのカスタムZ ターボがありました。
『Zを買うならターボのほうがいい?』と迷う方もいますよね。
選び方は、現行のカスタムと同じ考え方で大丈夫です。高速や坂道をよく使うならターボ、近所の買い物が中心ならNAが向いています。
- 高速道路をよく使う
- 坂の多い地域に住んでいる
- 大人が3〜4人で乗ることが多い
- 片道数kmの街乗りが中心
- 車両価格を少しでも抑えたい
- 乗る人数は1〜2人が多い
中古の数が少ないので、ターボかNAかにこだわりすぎると候補が一気に減ります。条件の優先順位を先に決めておくと、探しやすくなります。
スペーシアカスタム買いたいドットコム
スペーシアカスタムの値段、先に相場を見ておく
スペーシアカスタムZの在庫を、年式・ターボの有無・走行距離で絞って見てみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車も視野に入れるなら、現行型の値引きの目安を知っておくと比べやすいです。スペーシアカスタムの値引き相場と限界額でまとめています。
初代全体の維持の考え方は初代スペーシアカスタム(MK32S/MK42S)の現在も参考になります。
数が少ないカスタムZは、売る時に有利?
『珍しいモデルだから、売る時に高く付くのでは?』と期待する方もいるはずです。
結論から言うと、数が少ないことがそのまま高値につながるとは限りません。中古車の値段は、年式と走行距離、状態でほとんど決まるからです。
カスタムZの顔つきが好きな人にははっきり刺さります。ただ、そういう買い手に出会えるかどうかは、売り方しだいなんです。
- 走行距離と、整備記録が続いているか
- メッキグリルやバンパーに傷やくもりが無いか
- ターボかNAか
- ボディカラーと、屋根やボンネットの色あせ
- 純正の部品がそろっているか
社外のグリルやホイールに替えている場合は、純正部品を取っておくと話が進めやすくなります。純正に戻せる状態のほうが、買い手の幅が広がるからです。
売る時は、1社だけで決めずに、いくつかの買取店の値段を並べてみてください。下取りと買取の差はスペーシアカスタムを高く売るにはで、年式ごとの値落ちの傾向はスペーシアカスタムのリセールバリューで見ています。
- スズキ スペーシア カスタム 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
スペーシアカスタムZとは何ですか?
初代スペーシアをベースに、2016年12月26日に発売された派生モデルです。大型メッキグリルと専用バンパー、ボンネットを高くした専用のフロントマスクが特徴でした。
現行のスペーシアカスタムにZグレードはありますか?
ありません。現行(3代目)のグレードはHYBRID GS・HYBRID XS・HYBRID XSターボの3つです。
カスタムZはいつまで売られていましたか?
2017年12月に2代目スペーシアが出たタイミングで、通常のカスタムに統合されました。販売期間は約1年です。
カスタムZの型式は何ですか?
初代後半と同じMK42Sと表記されることが多いです。公式リリースには型式の記載が無いので、車検証で確かめてみてください。
カスタムZの軽自動車税はいくらですか?
自家用の軽乗用なので年10,800円です。13年を迎えるのは2029年12月から2030年12月ごろで、それまでは重量税も2年分6,600円の区分です。
まとめ
- カスタムZは初代スペーシアの派生で、2016年12月から2017年12月まで売られた
- 通常のカスタムとの違いは、ボンネットを高くした専用の顔つき
- 現行型にZは無く、2代目以降はHYBRID GS・XS・XSターボの3グレード
- 13年を迎えるのは2029年12月〜2030年12月ごろ
- 中古は車台番号でグレードを確かめ、顔だけ替えた個体に気をつける




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