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初代のスペーシア カスタムに乗っていて、『そろそろ限界かな』と感じ始めた方も多いはずです。中古で安い初代を見つけて、迷っている方もいますよね。
結論から言うと、初代は状態しだいでまだ乗れます。ただし早い個体は13年を超え始めていて、税と修理の負担が増える時期に入っています。
この記事を読めば、自分の1台を乗り続けるか、手放すかを決める順番が分かります。
MK32SとMK42S、どちらも初代?
どちらも初代のスペーシア カスタムです。カスタムは2013年6月12日に発売されました(スズキ公式リリース)。標準のスペーシアより3か月ほど遅れての登場です。
発売当初の型式がMK32Sで、2015年5月の改良からMK42Sになりました。
| 型式 | 販売時期の目安 | 位置づけ | 2026年9月時点の経過年数 |
|---|---|---|---|
| MK32S | 2013年6月〜2015年5月ごろ | 初代・前半 | 約11年〜13年3か月 |
| MK42S | 2015年5月〜2017年12月ごろ | 初代・後半 | 約8年9か月〜11年4か月 |
型式が変わったのは、2015年の改良で減速時のエネルギーを使う仕組み(S-エネチャージ)が載ったためと一般に言われています。
- 初代カスタム=MK32S(2013年6月〜)とMK42S(2015年5月〜)
- グレードはGS・XS・TS(ターボ)
- 平成25年式の早い個体は、2026年に13年を超え始めた
- MK42Sも2028年から順に13年を迎える
初代のターボは「TS」という名前でした。2代目以降は「XSターボ」なので、中古車の表記で混乱しないようにしておきましょう。
なお、MK32S・MK42Sという型式は、公式リリースの本文には書かれていません。中古車の情報で一般に使われている表記です。
世代の流れはスペーシアカスタムの歴代モデル一覧で見られます。
平成25年式はもう13年?年数の早見表
『13年を超えると税金が上がるって本当?』と気になっている方もいるはずです。
本当です。軽自動車でも、初度検査から13年を超えると自動車重量税が上がります。車検2年分で見るとこうなります。
| 経過年数 | 重量税(車検2年分) | 初代カスタムの該当 |
|---|---|---|
| 13年未満 | 6,600円 | MK42Sのすべて、MK32Sの後半 |
| 13年経過 | 8,200円 | MK32Sの早い個体(2026年から) |
| 18年経過 | 8,800円 | 2031年ごろから順に |
軽自動車税(種別割)も、13年を超えると重くなる仕組みがあります。金額は登録の時期で変わるので、市区町村から届く納税通知書で確かめてみてください。
和暦で見ると、こんな目安になります。
| 年式 | 13年を迎える時期 |
|---|---|
| 平成25年式(2013年) | 2026年 |
| 平成26年式(2014年) | 2027年 |
| 平成27年式(2015年) | 2028年 |
| 平成28年式(2016年) | 2029年 |
| 平成29年式(2017年) | 2030年 |
平成25年式のカスタムは、2026年6月以降に13年を迎えています。次の車検から重量税が上がる、と考えておきましょう。
MK42Sに乗っている方は、まだ少し余裕があります。一番早い個体でも、13年を迎えるのは2028年5月ごろです。
ただ、13年の手前で手放すか、超えても乗るかは、早めに決めておくと慌てずに済みます。次の車検がいつかを車検証で見ておいてくださいね。

税金の仕組みはスペーシアカスタムの軽自動車税と重量税で詳しく書いています。
初代で負担が増えやすいところはどこ?
税が上がるのは年に数千円の話です。実は、それより大きいのが部品の交換費用なんです。
10年を超えた軽自動車は、走行距離にかかわらずゴムや電装の部品が弱ってきます。初代カスタムで気にしておきたいのは次のあたりです。
| 部品 | 気にしたいサイン | 理由 |
|---|---|---|
| バッテリー | アイドリングストップが働かない | 専用バッテリーで負担が大きい |
| スライドドアまわり | 開閉が重い・途中で止まる | 毎日動く部品で、年数で弱る |
| エアコン | 冷えが弱い・においがする | ガスや部品の劣化 |
| CVT | 発進のもたつき・異音 | 年数と距離で状態に差が出る |
| 足まわりのゴム部品 | 段差でゴトゴト音がする | ゴムは年数で硬くなる |
| タイヤ | ひび割れ・溝の減り | 距離が少なくても年数で劣化する |
修理費は、部品を新品にするか中古やリビルト品にするかで大きく変わります。見積もりを取る時は、どちらで直すかも聞いておきましょう。
10年を超えると、バッテリー、タイヤ、エアコンのように交換の時期が重なることがあります。車検の見積もりで一度に並ぶと、驚くほどの額になることも。整備記録簿を見て、最後に替えた時期を把握しておきましょう。
故障しやすい箇所の詳しい話はスペーシアカスタムの故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。
乗り続ける?乗り換える?判断の順番
ここが一番悩むところですよね。気持ちだけで決めずに、順番に見ていくと答えが出やすくなります。
- 次の車検の見積もりを取り、交換が必要な部品を並べる
- 同じ金額を、次の2年で車に払ってよいか考える
- 今の車の買取額を調べておく
- 乗り換え先の候補(2代目か現行か)の総額を出す
- 「修理して2年乗る」と「今売って乗り換える」の差を比べる
例えば車検の見積もりで、部品代がかさんだとします。
「このまま直して乗るのと、乗り換えるのと、どっちが得なんだろう」
「今売っていくらになるかを先に知っておくと、比べやすいですよ」
初代は年数がたっているので、売る時の値段は大きくは付きにくいです。それでも、状態の良い個体やターボのTSは値段が付くこともあります。
- 整備記録が続いていて、大きな不具合が無い
- 次の車検の見積もりが想定の範囲に収まる
- 近所の買い物中心で、走る距離が短い
- 交換部品が重なり、車検の見積もりが大きい
- 高速道路を使う機会が増えた
- 運転支援や安全装備を新しくしたい
売却の進め方はスペーシアカスタムを高く売るにはで詳しく書いています。
今から初代を中古で買うなら、ここを見る
『とにかく安く軽のスライドドア車が欲しい』という方には、初代の中古も選択肢に入ります。
ただ、車両価格が安いぶん、買ったあとの整備にお金がかかることもあります。買う前に次のことを確かめておきましょう。
- 車検証の型式(MK32SかMK42Sか)と初度登録年月
- 13年経過の時期と、次の車検がいつか
- 整備記録簿の有無と、バッテリー・タイヤの交換時期
- スライドドアの開閉がスムーズか
- エアコンの効きと、発進時のもたつき
- 車台番号でのリコールの実施状況
MK32Sを買うと、すでに13年を超えているか、すぐに超える個体がほとんどです。車両価格に、上がった重量税と整備の費用を足して考えてみてください。

スペーシアカスタム買いたいドットコム
スペーシアカスタムの値段、先に相場を見ておく
初代スペーシアカスタムの在庫を、年式・型式・走行距離の条件で絞って見てみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
まだ乗るなら、長持ちさせるために何をする?
乗り続けると決めたら、次は「あと何年、気持ちよく乗るか」です。10年を超えた車は、手をかけたぶんだけ長く付き合えます。
『もう古いから、壊れるまで何もしなくていいかな』と思う方もいますよね。
ただ、放っておくと小さな不具合がまとめて大きな修理になることも。先に手を打っておくほうが、結果的に安く済むことが多いんです。
- エンジンオイルは距離か期間の早いほうで交換する
- アイドリングストップ車用のバッテリーを、弱る前に替える
- スライドドアのレールとローラーまわりの汚れを落とす
- エアコンフィルターを年に1回は替える
- タイヤは溝だけでなく、製造年とひび割れも見る
例えば、スライドドアのレールに砂やほこりがたまると、開閉が重くなりやすいです。雑巾で拭くだけでも、動きが軽くなることがあります!
オイル交換の目安はスペーシアカスタムのオイル交換の時期に、バッテリーの話はスペーシアカスタムのバッテリー交換にまとめています。
乗り続けるか手放すかは、車検の前に決めるとムダが出ません。車検を通した直後に売ると、払った車検代が値段に上乗せされにくいからです。次の車検の3か月前くらいから考え始めてみてください。
乗り換えるなら、どの世代を選ぶ?
初代から乗り換えるなら、2代目の中古か、現行の新車かが候補になります。
| 世代 | 型式 | 発売 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|
| 初代 | MK32S/MK42S | 2013年6月 | 車両価格を一番抑えられる |
| 2代目 | MK53S | 2017年12月 | 全車マイルドハイブリッド・中古の選択肢が多い |
| 3代目(現行) | MK94S/MK54S | 2023年11月 | ACCと電動パーキングブレーキがカスタム全車標準 |
現行の価格は、HYBRID GSの2WDで1,801,800円からです(2026年5月現在・消費税込)。WLTC燃費はNAの2WDで23.9km/Lです。
予算を抑えるなら2代目、長く乗るなら現行、という分け方が分かりやすいです。
『現行は高いけど、何年乗れば元が取れる?』と考える方もいるはずです。
現行型なら、13年を迎えるのは2036年11月以降です。重量税が上がるまでの時間が長く、部品の交換も当面は少なくて済みます。
一方で2代目は、車両価格を抑えつつ全車マイルドハイブリッドになった世代です。初代からの乗り換えなら、燃費と装備の新しさを手ごろに感じられます。
税金はどの世代も自家用の軽乗用で年10,800円です。世代で差が出るのは、13年経過の時期と部品の交換費用だと考えておきましょう。
2代目の選び方は2代目スペーシアカスタム(MK53S)は今買いかで、現行型は現行スペーシアカスタム(MK94S/MK54S)の特徴と評価で見られます。
新車にするなら、値引きの目安を知っておくと交渉しやすくなります。スペーシアカスタムの値引き相場と限界額でまとめています。
- スズキ スペーシア カスタム 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
MK32SとMK42Sの違いは何ですか?
どちらも初代です。2013年6月の発売時がMK32Sで、2015年5月の改良からMK42Sになりました。改良で減速エネルギーを使う仕組みが載ったためと一般に言われています。
平成25年式のスペーシアカスタムは13年を超えていますか?
2013年6月の発売なので、平成25年式は2026年6月以降に順に13年を迎えています。次の車検から重量税が8,200円(2年分)に上がります。
昔のスペーシアカスタムのターボは何というグレードですか?
初代のターボはTSです。2代目以降はHYBRID XSターボという名前になりました。
初代はまだ乗れますか?
整備記録が続いていて大きな不具合が無ければ、まだ乗れる個体も多いです。次の車検の見積もりと、今の買取額を並べて判断してみてください。
初代にカスタムZは含まれますか?
カスタムZは初代をベースにした派生モデルで、2016年12月から2017年12月まで売られました。詳しくは別の記事で扱っています。
まとめ
- 初代カスタムはMK32S(2013年6月〜)とMK42S(2015年5月〜)
- 平成25年式は2026年から13年を迎え、重量税は2年分6,600円から8,200円に上がる
- 税より大きいのはバッテリー・スライドドア・エアコンなど部品の交換費用
- 車検の見積もりと今の買取額を並べて、乗り続けるか決める
- 乗り換えは、予算重視なら2代目、長く乗るなら現行型




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