スペーシアカスタムの乗り心地と静かさ|突き上げ・横揺れ・ロードノイズ

郊外の道路を走る軽スーパーハイトワゴンのイメージ

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背の高い軽は便利だけど、揺れや音はどうなんだろう。そう気になりますよね。『スペーシアカスタムは乗り心地が悪いって聞いたけど本当?』と不安な方も多いはずです。

結論から言うと、スペーシア カスタムの乗り心地は軽スーパーハイトワゴンとしては標準的です。ただ、XS系の15インチタイヤは段差のコツコツ感が出やすいなど、グレードで感じ方が変わります。この記事を読めば、揺れや音の理由と、自分でできる改善方法が分かります。

目次

スペーシアカスタムの乗り心地は悪いの?

先に結論

乗り心地が「悪い」と感じるかどうかは、タイヤサイズ・乗る人数・走る道で大きく変わります。背が高い車なので横揺れは出やすく、XS・XSターボの15インチタイヤは段差の突き上げを感じやすい傾向があります。

まず、乗り心地に関わる数字を並べてみましょう(現行3代目・スズキ公式諸元)。

項目GSXSXSターボ
タイヤサイズ155/65R14165/55R15165/55R15
車両重量(2WD/4WD)890/940kg910/960kg910/960kg
エンジンNA 49PSNA 49PSターボ 64PS
全高1,785mm1,785mm1,785mm

注目したいのはタイヤです。GSの「65」とXS系の「55」は、タイヤの厚みの割合を表しています。

数字が小さいほどタイヤの側面が薄くなります。見た目は引き締まりますが、段差のショックをタイヤで吸収しにくくなるんです。

『じゃあGSの方が乗り心地がいいの?』と思いますよね。段差のあたりはGSの方が柔らかく感じやすい、というのが一般的な傾向です。ただし、しっかり感を好む人にはXS系の方が安定して感じられることもあります。

突き上げを感じるのはどんな時?

「突き上げ」は、段差やつなぎ目を越えた時に下から「コツン」「ドン」とくる感じのことです。スペーシア カスタムでこれが気になるという声は、主にこんな場面で聞かれます。

突き上げを感じやすい場面
  • 高速道路や橋のつなぎ目を越える時
  • マンホールや道路の補修跡を踏んだ時
  • 空気圧が指定より高くなっている時
  • 1人で乗っていて車が軽い時
  • 後席に座っている時(後ろのタイヤの真上に近い)

例えばこんな会話はよくあります。

「後ろに座ると、段差でけっこう跳ねる感じがするね」<br>「前の席の方が落ち着いてるかも。荷物を積むとちょっとマシになるよ」

後席は後ろのタイヤに近いので、前の席より揺れを感じやすくなります。後席の座り心地そのものは後部座席の広さと座り心地で詳しく書いています。

乗る人数や荷物でも変わる

同じ車でも、1人で乗る時と4人で乗る時では揺れ方が変わります。人や荷物が増えて車が重くなると、段差のはね方が落ち着いてくることが多いんです。

反対に、1人で荷室も空っぽの時は、軽い車体が段差でポンとはねやすくなります。『試乗の時は気にならなかったのに…』という場合は、乗っている人数の違いも関係しているかもしれません。

横揺れ・ふらつきが出やすい理由

スペーシア カスタムの全高は1,785mmあります。背が高いぶん重心も高くなり、カーブや風で横に揺れやすいのは、スーパーハイトワゴン全体に共通する性格です。

これは車の大きさのバランスから来るものなので、スペーシアだけが特別悪いわけではありません。軽の規格の中で室内を広くするための、いわば引き換えなんです。

背が高いことのよさ
  • 室内高1,415mmで、子どもが立って着替えられる
  • 乗り降りで頭をぶつけにくい
  • 見晴らしがよく、前の様子がつかみやすい
背が高いことの弱点
  • カーブで体が外に振られやすい
  • 横風の強い橋や高速道路でふらつきを感じやすい
  • 屋根に荷物を積むとさらに揺れやすくなる

横揺れを減らすには、運転のしかたが一番効きます。カーブの手前でしっかり減速して、曲がりながらブレーキを踏まないようにするだけで、同乗者の感じ方はかなり変わりますよ。

車の寸法全体はスペーシアカスタムのサイズ一覧にまとめています。

スペーシアカスタムの乗り心地に関わるタイヤサイズと車高をグレード別に比べた図解

横風が強い日の走り方

背の高い車は、横から風を受ける面積も大きくなります。海沿いの道や長い橋、トンネルの出口では、車がすっと横に押される感じがすることがあります。

そんな日は、速度を少し落として、ハンドルを両手で軽く握っておくだけで安心感が違います。ACCを使っている時も、風の強い区間では自分でしっかりハンドルを持っておきましょう。

静かさ(静粛性)とロードノイズはどう?

『軽だから、高速はうるさいよね…』と心配している方もいますよね。ここは、エンジンの音と路面からの音に分けて考えると分かりやすいです。

音の種類出やすい場面グレードによる違い
エンジン音高速の合流、上り坂、加速中NAは回転が上がりやすく、ターボは余裕がある
ロードノイズ荒れた舗装、高速巡航タイヤの銘柄・サイズで変わる
風切り音高速巡航、横風車の形は同じなので差は小さい

NA(GS・XS)は最高出力49PS、ターボ(XSターボ)は64PSです。トルクもNAの58N・mに対し、ターボは98N・mあります(スズキ公式諸元)。

高速道路の合流や上り坂では、NAの方がエンジンを高く回す場面が多くなります。そのぶん音が大きく感じられやすいんです。高速をよく使うならターボの方が静かに感じることも多いので、ターボは必要か|XSターボとNAの差も読んでみてください。

ロードノイズは、実はタイヤの影響が大きい音です。新車装着タイヤから静かさを重視した銘柄に替えると、体感が変わることがあります。

乗り心地をよくする方法|お金をかけない順に

乗り心地の不満は、いきなり部品を替えなくても軽くできることがあります。お金のかからない順に試してみましょう。

乗り心地の改善方法
  1. タイヤの空気圧を指定値に合わせる(運転席ドアの開口部に貼られたラベルで確認)
  2. 月に1回は空気圧を点検する習慣をつける
  3. 荷室の不要な荷物をおろし、重い物は床の低い位置に置く
  4. カーブ手前の減速と、ゆっくりしたブレーキを意識する
  5. タイヤ交換の時期に、乗り心地や静かさを重視した銘柄を選ぶ
乗り心地を改善する方法をお金のかからない順に並べた図解

意外と多いのが、空気圧のずれです。高すぎると突き上げが強くなり、低すぎるとふらつきや燃費の悪化につながります。

ガソリンスタンドで空気を入れてもらう時に「指定値で」とひと言添えるだけでも違います。タイヤの選び方や交換費用はタイヤサイズと交換費用・スタッドレスで紹介しています。

車高を下げるカスタムは慎重に

見た目のために車高を下げたり、さらに大きなホイールに替えたりすると、突き上げが強くなりやすいです。乗り心地を重視するなら、純正サイズのまま銘柄を選ぶ方が無難です。インチアップの注意点はホイールサイズとインチアップにまとめました。

中古で「乗り心地が悪い」と感じたら

中古のスペーシア カスタムで乗り心地が気になる時は、車の状態が原因のこともあります。年式や走行距離がかさんだ車ほど、部品の傷みが揺れや音に出やすくなります。

中古車で確かめたいこと
  • タイヤの製造年が古くないか(ゴムが硬くなると突き上げが強くなる)
  • タイヤの溝が片減りしていないか
  • 空気圧が指定値からずれていないか
  • 段差を越えたあとに揺れがなかなか収まらないことはないか
  • 走行中に足まわりから「コトコト」という音がしないか

タイヤの製造年は、タイヤの側面に刻まれた4けたの数字で分かります。気になる点があれば、購入前に販売店で点検してもらいましょう。中古の選び方は中古車の選び方|狙い目の年式と走行距離にまとめています。

乗り心地を重視するなら、どのグレードを選ぶ?

ここまでの話をまとめると、グレードごとの乗り心地の傾向はこうなります。あくまで一般的な傾向なので、最後は試乗で確かめてみてください。

重視すること選びやすいグレード理由
段差のあたりの柔らかさGS14インチで側面が厚いタイヤ
小回りのしやすさGS最小回転半径4.4m
高速の静かさと余裕XSターボ64PS・98N・mで回転を上げずに走りやすい
見た目としっかり感XS・XSターボ15インチアルミ

試乗では、いつも走る道に近いコースを選ぶのがコツです。段差や坂がある道を通ってもらえるか、販売店に相談してみましょう。

『試乗って、何を見ればいいか分からない…』という方は、次の点だけでも意識してみてください。

試乗で確かめたいこと
  • 段差を越えた時のショックが気にならないか
  • 後席に座って、揺れ方を体験する
  • 合流や坂道でエンジン音がどれくらい大きくなるか
  • 普段の速度でロードノイズが気にならないか

4WDを検討しているなら、車両重量が50kg増える点も頭に入れておきましょう。雪道の安心感とのバランスは4WDは必要か|雪道と燃費の差で比べています。

乗り心地は毎日の満足度に直結します。スライドドアなど、ほかの使い勝手も合わせて見ておくと選びやすくなりますよ。詳しくはスライドドアの使い勝手と不具合をどうぞ。

グレードが決まったら、次は総額です。スペーシアカスタムの値引き相場と限界額で交渉の順番を紹介しています。

チャイルドシートの子どもが揺れを嫌がる時は

後席の子どもが揺れを嫌がる時は、チャイルドシートの取り付けを見直してみてください。しっかり固定されていないと、揺れがそのまま子どもに伝わりやすくなります。

「最近、後ろの席で気持ち悪いって言うんだよね」<br>「カーブの手前でもう少しゆっくり走ってみたら?窓から遠くの景色を見るようにすると楽になるよ」

運転のしかたと座らせ方の両方で、ずいぶん変わることがあります。

よくある質問

スペーシアカスタムの乗り心地は悪いですか?

軽スーパーハイトワゴンとしては標準的です。背が高いので横揺れは出やすく、XS系の15インチタイヤは段差の突き上げを感じやすい傾向があります。

突き上げを改善する方法はありますか?

まずはタイヤの空気圧を指定値に合わせてみてください。それでも気になる場合は、タイヤ交換の時に乗り心地を重視した銘柄を選ぶ方法があります。

GSとXSでは乗り心地が違いますか?

GSは155/65R14、XS・XSターボは165/55R15です。GSの方がタイヤの側面が厚く、段差のあたりは柔らかく感じやすい傾向があります。

高速道路でうるさくないですか?

NA車は合流や上り坂でエンジンの回転が上がりやすく、音が気になることがあります。高速をよく使うならXSターボの方が余裕を感じやすいです。

横揺れはどうすれば減らせますか?

カーブ手前で減速し、曲がりながらブレーキを踏まない運転が効果的です。重い荷物を低い位置に積むことも揺れを抑えるのに役立ちます。

まとめ

この記事の要点
  • 乗り心地は軽スーパーハイトワゴンとして標準的。全高1,785mmなので横揺れは出やすい
  • GSは155/65R14、XS系は165/55R15。段差のあたりはGSの方が柔らかく感じやすい
  • 静かさはNAとターボで差が出やすく、高速が多いならXSターボに余裕がある
  • 改善はまず空気圧から。次にタイヤの銘柄選び
  • 車高を下げる・インチアップは突き上げが強くなりやすい
スペーシアカスタム買いたいドットコム

スペーシアカスタム買いたいドットコム 編集部

スペーシアカスタムの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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